条件を個性にするチャレンジングな家
固定観念にとらわれなることなく
自由な発想から生まれたカタチ。
シャープに伸びるラインと個性的なフォルムが目が引くT様邸は、南北に長い敷地に建つ住まい。元々そこに建っていた納屋を取り壊したことで生まれたスペースは、間口わずか2間(3,640mm)という狭小地。
家を建てるにあたっての“高さ制限”、母屋へ車が出入りするスペースの確保など、様々な厳しい条件を逆手に取り、モダンで独創的なオンリーワンのカタチを実現しました。1階には、水廻りや寝室、クローゼットを配置し、生活の中心となるLDKやバルコニーを2階に設けた新発想。外部の袖壁に使用したレッドシダーを内部の壁一面にまで引き込む斬新なデザインで内と外のつながりと視線の“抜け感”を演出しています。
また、キッチンの床を1段下げることで生まれた空間には、寝室や収納スペース、また趣味の空間として利用できるロフトを設けました。シンプルな造りの中に技を効かせた空間構成、そして狭小地住宅であることを逆に利点とし、暮らしを楽しむためのアイデアを極めたデザイン…。土地の形状や広さに影響されない価値ある家づくりを叶える、ダイエイハウスの実力と可能性を改めて感じさせます。
iepro[イエプロ]vol.7 掲載|高松市T様邸
床に使用した“カバ”の無垢材やレッドシダーを活用した自然素材の壁面はナチュラルな温かみが伝わってきます。
部屋を多く取るのではなく、全体がつながる設計で限られた空間を有効活用したデザインになっています。
大きな窓から漏れる灯りが夜間の印象を幻想的に演出。
縦に2つ並ぶ窓と大きな吹き抜けが拡がりを感じさせる。
キッチン上のダークグレーの天井が空間を引き締める。
大きな窓越しに見える気の質感が印象的な家。