ダイエイハウスー級建築士事務所の設計を担当する設計士は、全て国家資格である「建築士」免許を取得しており、木造建築だけに留まらず鉄骨造・鉄筋コンクリート造など幅広い経験を有しています。
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建築に関する深い知識と洗練されたデザイン性、経験則から生まれるアイデアを駆使することで様々な「お客様の希望」を実現して参りました。
ダイエイハウスー級建築士事務所の設計を担当する設計士は、全て国家資格である「建築士」免許を取得しており、木造建築だけに留まらず鉄骨造・鉄筋コンクリート造など幅広い経験を有しています。
建築に関する深い知識と洗練されたデザイン性、経験則から生まれるアイデアを駆使することで様々な「お客様の希望」を実現して参りました。
熱拡散率は式(熱伝導率(W/(m・K))を比熱(J/(kg・K))と密度(kg/㎥)で割る)の定義からでは、どのような意味をもつ値なのかが分かり難いと思います。
そこで、熱伝導率と熱拡散率(温度伝導率)の関係を想像しやすいように、熱と温度を水槽に貯まる水の量と水位に例えました(下図参照)。
下図は、細長い水槽が並んでいるものに左から水を流します。水槽の間の壁には穴が開いており、隣の水槽に水が流れ込む水槽の列を表したものになります。
水槽の奥行きが密度ρ(単位:kg/㎥)×比熱Cp(単位:J/(kg・K))に対応し、奥行きが深いと水が貯まっても水位は変化しづらい(密度×比熱が大きいと熱が伝わっても温度が変わり難い)ことを意味します。
温度差が増えると伝わる熱の量も増えるように、水位の差が大きいと流れ込む水の量も増えることになります。
熱伝導率は、温度差(温度勾配)に対しての「熱の伝わり易さ」を意味します。
図の水槽で考えると「水位差に対してどれだけ水が流れ込むか」・・・、すなわち、水槽の間の穴の数(大きさ)となります。
それに対して熱拡散率(温度伝導率)とは、熱伝導率を密度×比熱で割った値であり「温度の伝わり易さ」を表すものです。
水槽であれば「水位の変わり易さ」であり、穴の数(大きさ)を水槽の奥行きで割った値になります。
穴の数が多くても水槽の奥行きが深ければ、水が多く流れ込んでも水位の変化は小さくなります。
すなわち、熱伝導率が大きくても密度×比熱が大きければ温度変化は小さいと言えます。